~重い・想いとともに~
祈りをテーマにした展示で思い出した作品がある。
のこの作品は、若い頃に(1995)、古典技法(黄金背景テンペラ)の練習のために制作した作品の一つ。なぜかこの作品だけ残っています。画像はF60号。写真はその(部分)です。作品まず厚い板(1.5㎝合板)に寒冷紗をはり、石膏をいく層も塗り重ねるとこから始まります。完成するとかなりの重量となります。現在では板の代わりにパネルを使用することが多い。そこを、わざわざ500年前と同じ分厚い板にこだわって制作したのでこの作品もとても重いです。そのぶん想いも大きい。様々なおもいを込めて展示に参加することにした。