赤木義光です。このサイトをご覧いただきありがとうございます。
アルベール・マルケという画家がいる。この画家を知ったのは中学2年生のころにこの画家の作品を模写した記憶がある。セーヌ川に寄せた小舟の風景だったと思う。特別な感じはなかったのだけれど、なぜかその素朴な風景が忘れられない。いつかあんな素朴でいて心の落ち着く絵を描いてみたいと今も思っていた若い日の自分を忘れないように今も描き続けています。
ここ数年、日常から忘れ去られた物や身の回りの何気ない物をテーマとしています。それらは互いに過ぎ去った時間とその記憶を重ね合いながら どこか懐かしさが感じられる存在。どこかで出会っていたかのような感覚に触れたなら、それは無数に繰り返される日常と失いかけた記憶の断片が無意識の中で確かな居場所を求めているからかもしれません。そこには僅かな寂しささえ漂っている。それは自分自身の性質に由来するもあるのだろう。
大分県国東市で絵画教室アトリエアルテを主宰及び絵画制作をしています。絵画作品は店内および施設内にあるギャラリー空間にも展示しています。
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